滋賀県守山市 頻尿外来・前立腺外来・女性泌尿器科・男性泌尿器科【 せんぎく腎泌尿器科クリニック 】

医療法人 せんぎく腎泌尿器科クリニック 泌尿器科・内科

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〒524-0045 滋賀県守山市金森町 598-1

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前立腺外来

前立腺外来について

当院では、男性であれば誰もが年齢とともにかかりうる前立腺疾患に対応するため、前立腺外来を設置しています。
いずれも診療時間内は随時受付しています。予約も可能です。

前立腺は、男性の膀胱のすぐ下に尿道を取り囲むように位置し、精液の一部である前立腺液を分泌する機能があります。この前立腺に起こる疾患としては、前立腺が大きくなる前立腺肥大症、また2020年には肺癌に次いで2番目に多くなると推定されている前立腺がん、が有名です。その他、前立腺に何らかの原因で炎症がおこる前立腺炎も頻繁に診る疾患です。

前立腺外来イメージ

必要な検査

初診時には、問診、検尿、腹部超音波に加え、血液検査で前立腺がんの腫瘍マーカーであるPSA値を測定することで、前立腺肥大症、前立腺癌、前立腺炎のいずれの前立腺疾患も概ね診断することが可能です。
もしPSA値が高く、前立腺癌が疑われた場合は、MRIや針生検などの精密検査を考慮することになります。

必要な検査イメージ

各疾患について

前立腺肥大症
  • おしっこが出にくくなる、尿の勢いが低下する、尿の切れが悪い、昼間や夜に何度もトイレに行きたくなる、などの症状が典型的です。トイレが心配でバス旅行に行けない、映画館に行けないなどのお悩みをお聞きする時に診断に至ることが多い疾患です。
  • 症状に応じて内服薬をお勧めします。排尿をスムースに改善させる薬が中心になります。また前立腺を小さくする内服薬もありますので、前立腺の大きさや症状に合わせて組み合わせを検討します。
    内服薬による改善が不十分の場合は、経尿道的に行う内視鏡手術をご相談することになります。
前立腺がん
  • 初期~中期にかけては無症状であることがほとんどです。進行すると、尿の勢いの低下、血尿、また骨転移することが多いため腰痛などの症状が診断のきっかけであることもあります。
  • 早期であれば適切な治療によってまず治る癌ですが、病期(癌の全身への広がりの有無)、癌の悪性度、ご年齢、合併症等を考慮して、治療法を決定することになります。根治を目的とした手術療法、放射線療法のほか、男性ホルモンを栄養に増悪する癌のため、男性ホルモン値を下げる目的での内分泌療法(ホルモン療法)や、いわゆる抗がん剤を組み合わせた治療法を選択することになります。
前立腺炎
  • 細菌感染が原因の場合は、ある時期から急にトイレが近くなる、残尿感が強くなる、1回に出る尿量が少ないのに何度も行きたくなる、などの症状が出現します。ひどくなると高熱を伴い、入院治療を要することもありますので早めの治療が必要です。また細菌感染が原因ではないものの、頻尿や残尿感、股間や尿道の痛みなどが続く慢性前立腺炎という疾患もあります。
  • 細菌感染が原因の急性前立腺炎の場合は抗生剤治療が中心となります。また、慢性前立腺炎の場合は、排尿改善薬や生薬の組み合わせ、また前立腺マッサージを行うことで、症状が徐々に改善されていく場合が多いです。

いずれの前立腺疾患も、男性であれば年齢とともに誰もがかかりうる疾患です。
特に前立腺がんは、進行するまで症状が出ないことが一般的ですので、50歳以上の男性は、一度は検査を受けて頂くことをお勧めいたします。初回の検査では、検尿、腹部超音波、血液検査のみで、痛みを伴う検査はありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。

診療時間 日祝
午前
9:00〜12:00
注意
午後
16:00〜19:00

水曜日午前は滋賀県立総合病院 泌尿器科にて診療を行っております

休診日土曜の午後・水曜・日曜・祝日

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